三戸ウェイストパーク
施設概要
三戸ウェイストパーク
- 設置場所
- 青森県三戸郡三戸町大字斗内字立花49番1外
- 許可の年月日
- 平成28年11月10日(変更許可)
- 許可番号
- 第28-14-1号
- 処分業許可番号
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第0231115450号(産業廃棄物処分業)
第0281115450号(特別管理産業廃棄物処分業) - 施設の種類
- 産業廃棄物の最終処分場(管理型)
- 埋立品目
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産業廃棄物(15種類)
- 燃え殻
- 汚泥
- 廃油(タールピッチ類に限る。)
- 廃プラスチック類
- 紙くず
- 木くず
- 繊維くず
- 動植物性残さ
- ゴムくず
- 金属くず
- ガラスくず、コンクリートくず及び陶器くず
- 鉱さい
- がれき類
- ばいじん
- 政令第2条第13号に掲げる廃棄物(これらのうち、特別産業廃棄物であるものを除き、自動車等破砕物、石綿含有産業廃棄物(汚泥、廃プラスチック類、ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず、がれき類に限る。)、水銀使用製品産業廃棄物及び水銀含有ばいじん等であるものを含む。)
特別管理産業廃棄物(1種類)
- 廃石綿
一般廃棄物
- 上記産業廃棄物と同様の性状を有する一般廃棄物
- 処理能力
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- 埋立地の面積 83,200m²
- 埋立容量1,664,000m³
- 施設構造
- 多層構造遮水シート
- 浸出水処理施設
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- 1日あたりの処理能力 160m³/日
- 主な処理方式 カルシウム除去、生物学的硝化脱窒法、凝集沈殿法、砂ろ過・活性炭吸着法、キレート樹脂吸着法
- 埋立開始年月日
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- 第1期埋立地: 2004年(平成16年)5月から
- 第2期埋立地: 2018年(平成30年)9月から
交通アクセス
三戸ウェイストパークは、青森県三戸郡三戸町の西南部の岩手県との県境に位置する斗内地区の標高140mから200mに位置する山間部にあります。
処分場周囲は山林で囲まれ下流部には農地(田畑)が広がり周囲を一望する北西側を斜面とする緩やかな地形をなしています。
施設の特長
三戸ウェイストパークは、青森県内の産業廃棄物の最終処分需要に応える目的で平成16年5月から三戸ウェイストパーク産業廃棄物管理型最終処分場(第1期埋立地)を運営し、地域の産業活動の一助となるべく事業に取り組んできました。この間、青森・岩手県境における大規模な産業廃棄物不法投棄問題の原状回復に向けた撤去廃棄物の受入れなど、当初見込みを大幅に上回る最終処分の需要により、埋立てが推移しました。
最終処分場に求められる埋立容量の確保は青森県内に限らず日本社会全体の緊急課題となっており、更には地震や大雨洪水等による予期せぬ大規模災害が発生した場合への対応はもちろん、東北地方有数の工業地域である三八地区をはじめとする県内の継続的な産業活動に支障をきたすことのないよう、既存施設の隣接地に第2期埋立地として平成30年8月に完成したところです。
今後、益々多様化する廃棄物に備え「適正な維持管理による安全で清潔な最終処分場の運営を目指して」施設の維持管理を行ってまいります。
遮水シートの特長
多層構造遮水シート 断面図
多層構造 遮水シート(太陽工業社製)
廃棄物に含まれる汚水や雨水が廃棄物に触れて発生する汚水(これらを浸出液という。)によって、地下水が汚染されることを防止するため、既存施設(第1期埋立地)や当社の最終処分場での実績を踏まえて、埋立地全面に設置する遮水工は多層構造シートを採用しました。
自己修復性イメージ
遮水シート内のベントナイトは、吸水すると体積が約5~6倍に膨潤します。