小野ウェイストパーク
施設概要
小野ウェイストパーク
- 設置場所
- 福島県田村郡小野町大字南田原井字大和久169-2
- 許可の年月日
- 令和4年7月15日(変更許可)
- 許可番号
- 中振一般F第2号
- 施設の種類
- 一般廃棄物最終処分場
- 埋立品目
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- 焼却灰
- ばいじん
- 不燃物残渣
- 処理能力
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- 埋立地の面積 63,907m²
- 埋立容量1,101,180m³
- 施設構造
- 管理型(5層構造シートによる遮水工)
- 浸出水処理施設
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- 1日あたりの処理能力 230m³/日
- 主な処理方式 接触ばっ気法・生物学的脱窒法、凝集沈殿法、砂ろ過・活性炭吸着法、キレート樹脂吸着法
- 埋立開始年月日
- 平成8年4月から
交通アクセス
小野ウェイストパークは、福島県田村郡小野町に位置し、阿蘇山系の中部、田村郡の南部の緑の丘陵地。標高500mのさわやかな高原にあります。
施設の特長
「小野ウェイストパーク」は、小野町に平成8年3月に不動建設・飛島建設共同事業体により施工されました一般廃棄物最終処分場は、当社の群馬県新治村及び草津町に続く施設として、これまでの経験と実績から、国内では最高水準といわれる施設であります。
この施設の特長は第1に高安全性シートといわれる、多層構造の遮水シートを採用していること、第二に遮水機能監視システムを国内施設で最も先に導入したこと、第3に草津でも採用している浸出水処理施設の集中管理システムの導入と様々な、新技術を採用していることです。
これまでの処分場では例を見ないものを各企業の技術協力を得て、より安全で無公害な施設として運営しています。
遮水シートの特長
5層仕様遮水シート 断面図
自己修復材の仕組み
多層構造 遮水シート(ブリヂストン社製)
本処分場で使用している遮水シートは、高安全性シートといわれ、遮水シートが二重であり、穴が空いても充填する自己修復性を有し、国内でも採用例が数例しかない高度に安全で安心できる遮水シート構造であります。
この遮水シートは埋立地全域に使用され、完全に廃棄物からの漏水を防止します。
また、本処分場では底面部の上層シートについては機械的物性の高い高密ポリエチレンシート(HDPE2.0mm)を、下層は耐候性、耐オゾン性、耐熱性の高いゴムシート(EPDM系1.5mm)を採用し、法面部には前記のゴムシートで上層(EPDM系2.0mm)下層(EPDM系1.5mm)をそれぞれ採用し、しゃ水シートとして適材適所の配置を設計しました。